マイコン microcomputer 2004 7 7
7月6日の日本経済新聞には、このような記事があります。
「マイコンの大口取引価格は、現在、
16ビットで、1個210円から250円。
需給が、ひっ迫して下げ止まった2003年夏以降、
値崩れすることなく、好調を維持している。
エンジン、ブレーキなどの駆動制御だけでなく、
カーナビゲーション向けなど、
用途は拡大の一途にあり、
高級車では、1台100個から150個使用される。」
このマイコンという言葉が、わかりにくいでしょう。
それは、次の文章を読んでいただければ、わかるかと思います。
コンピュータの未来 tomorrow's computer 2004 3 8
現在、コンピュータは、4つに分類できます。
(スーパーコンピュータ)
複雑で高度な数値演算処理などに使われます。
(メインフレーム、汎用コンピュータ)
事務処理などの定型的な業務に使われます。
(パーソナルコンピュータ)
これは、誰でも知っているでしょう。
パソコンです。
(マイクロコンピュータ)
これは、マイコンと言うと、わかるでしょうか。
「マイコン制御」という言葉を見かけますね。
将来は、このマイクロコンピュータが成長し、大きくなっていくのです。
最近では、このマイクロコンピュータのCPUは、
数年前のパソコンのCPUに匹敵するほど、高性能になっています。
そして、このマイクロコンピュータに使われているOSで、
一番多いのが、TRONなのです。
将来は、このマイクロコンピュータが、
さらに高性能化することにより、
コンピュータの主流となっていくでしょう。